2021年度
​活動報告

第14回 JAED研究会 

大学教育センター等(Center for Teaching and Learning: CTL)の現状把握と今後の展望

                    ―「日本版CTLアセスメント基準(改良版)」を活用して―

日本における大学教育センター等(Center for Teaching and Learning: CTL)(以下、センター)は、授業改善やカリキュラム開発の支援、学修支援の充実など、教育の質保証や教学マネジメントに寄与しており、学習者本位の教育を実現するためには重要な役割が期待されています。

JAEDでは、大学におけるセンターの現状や課題を理解し、今後の改善に向けた指針を提供する機会を設けたいと考え、センターを多面的にアセスメントできる「日本版CTLアセスメント基準(以下、基準)」の開発を2020年度よりに取り組んでいます。2020年に開催した研究会では、試行版基準をもとに、参加者が所属するセンターをアセスメントし、各センターの現状と今後、及び基準の有用性について議論し、改良を行いました。

本研究は、改良した基準を用いて、参加者が所属するセンターをアセスメントし、現状と今後の展望を明らかにすること、及び改良版基準の妥当性、有効性、課題を議論します。2020年度の研究会に参加された方も含め、センターの運営に携わる教職員のご参加をお待ちしております。

日時   :2021年9月14日(火)9:30~12:00

場所   :オンラインにて開催(Zoom)

対象者:大学教育センター等、学内の教育開発を推進する組織に関係する大学教職員

参加費:無料

定員   :16名

主催   :日本高等教育開発協会(JAED)

プログラム:

 9:30  ~    9:35  開会挨拶

 9:35  ~    9:55  趣旨説明・改良版の解説

   9:55  ~  11:25   グループ討議:「改良版基準」を用いたアセスメント結果報告と議論

 11:25  ~  12:00   全体共有・討議・まとめ

研究会企画メンバー:

西野毅朗(京都橘大学・代表)、杉森公一(北陸大学)、吉田博(徳島大学)、竹中喜一(愛媛大学)、佐藤浩章(大阪大学・アドバイザー)

事前課題:

申込者には、事前に「改良版基準」を配付します。当日までに所属組織についてアセスメントしていただき、当日グループ討議でご報告いただきます。 

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第13回 JAED研究会   教育成果を可視化するための統計手法入門

​ 日本における大学教育センター等(Center for Teaching and Learning: CTL)(以下、センター)は2000年代以降

昨今の高等教育では、学生が何を得たのか、何ができるようになったのかを示す「学習成果の可視化」が重要なキーワードになっています。教職員のみなさまは、多様な学習評価のデータを活用して、ご自身の大学、学部・学科、授業等での実践が学生にどのような影響を及ぼしたのか、どのような資質・能力を養成したのかといった「教育成果の可視化」をしたいと考えていらっしゃるかたも多いと思います。
    本プログラムでは統計プログラムHADを使い、学習評価データに統計学的な分析手法を適切に選択し、その結果を解釈するスキルの習得を目指し、講義と実習を行います。


※清水裕士先生のホームページからHADの最新版をあらかじめダウンロードお願いします。
(URL:https://norimune.net/had
※表計算ソフトExcelを使うことができ、記述統計学の基本事項(平均・分散・相関係数など)を習得(参考書の第4章まで予習)しているかたを対象にした内容です。


参考書:小宮あすか・布井雅人(2018)
『Excelで今すぐはじめる心理統計 簡単ツールHADで基本を身につける』講談社

【到達目標】
1.    学習評価データに対して、統計的分析を適切に選択・実行し、その結果をフォーマットどおりに記述できる。
2.    1の結果から、実践的適切さ(Pragmatic appropriateness)だけでなく、学問的厳密さ(Academic rigor)も考慮して、効果の大きさや一般化について妥当に解釈し、教育成果の検討ができる。

【担当者】
相原総一郎(芝浦工業大学 教育イノベーション推進センター 特任教授)

・日時:2021年6月26日(土)13:00~16:00
・共催:日本高等教育開発協会
・方法:Zoomによる実施
・対象:対象:理工学教育に関わる大学・高専等の教職員
・人数:先着30名程度(希望者多数の場合、理工学教育に携わる教職員の方を優先します)
・費用:無料