事業計画
2023年度日本高等教育開発協会事業計画
日本高等教育開発協会は、高等教育開発者同士の連帯を図りつつ、高等教育開発に関する活動を実践する。日本の高等教育機関の教育と学習の質の向上に貢献するため各種事業を推進する。
Ⅰ 大学教育支援事業領域
1.各種研修会の企画・実施(担当理事:中井)
高等教育開発の専門家や実践者を養成するための研修会を主催・共催・後援する。ファカルティ・ディベロッパー研修会(初級・中級)、カリキュラム・コーディネーター研修会(初級・中級)、学習支援コーディネーター研修会を対面で開催するように計画する。
2. 大規模ハイブリッド型教員研修の企画・実施(担当理事:佐藤)
各大学における教員研修を大規模ハイブリッド形式での試行を継続する。大阪大学と連携し、会員にも呼びかけて実施する。FDer研修会修了者の実践の場としての活用についても試行する。
3.組織開発支援(担当理事:中井)
JAEDとして各大学のカリキュラム、制度、組織体制などの組織的課題の解決に向けた支援を行う。
4. FD動画集ウェブサイトの制作(担当理事:西野)
既存で公開されているFD動画を整理し、各大学がFDに使いやすいようなFD動画集WEBサイトをJAEDのウェブサイト内で制作する。サイト制作にあたって、動画の新規製作も検討する。
Ⅱ 研究開発事業領域
5. JAED研究会の企画・開催(担当理事:井上)
教育開発に関わる研究会(会員限定・公開)を2回以上開催することを目指す。会員交流の場、新規会員のリクルートの場、ジャーナルへの投稿量の増加や質の向上の場として位置づける。
6. オンラインジャーナル『高等教育開発』第3号の発刊(担当理事:西野)
新規編集委員会で第3号を発刊する。
7. JAED課題研究事業(担当理事:吉田)
高等教育開発の発展に資する会員による研究に対して研究費を支援する。2023年度は最大2枠募集を行う。
8.叢書の刊行(担当理事:中井)
高等教育開発叢書第2号の刊行を目指す。
9.教育学術新聞との連携(担当理事:西野)
日本私立大学協会機関紙「教育学術新聞」と連携し、特集の企画協力や、会員による寄稿を積極的に行う。内容はJAEDのウェブサイトも活用して広く発信していく。
Ⅲ 認証事業領域
10. 新任教員研修プログラム認証(担当理事:加藤)
我が国の高等教育の質的向上に資するため、申請校の新任教員研修のプログラム認証を行う。
Ⅳ 国際事業領域
11. ICEDを通じた国際的情報収集および発信(担当理事:佐藤)
我が国の高等教育開発に関わる情報を発信し、また諸外国の高等教育開発の現状についての情報を収集すべく、ICED(国際高等教育開発コンソーシアム)の代表者会議に参加する。その情報をウェブサイトで発信する。
Ⅴ 運営領域
12. 会員間交流および新規会員獲得の促進(担当理事:吉田)
13. 日本高等教育開発協会賞(JAEDアワード)の認定(担当理事:井上)
14. 年次大会の企画・開催(担当理事:吉田)